| 〜こちらの配食サービスについて詳しく聞かせて下さい |
月・水・金曜日に、近くの学校や企業に昼のお弁当をお届けしていて、月曜が70食くらい、水・金曜が約130〜140食です。だいたいはスタッフ3名と1年生の10人で調理や盛り付けに当たります。「グッジョブ弁当」って名前を付けているんですけど、メニュー表や箸袋などは訓練生がデザインしています。お弁当の上に置く紙は毎日日替わりで、今日のメニューとか食べてくれる人へのメッセージを訓練生の方に交代で書いてもらっています。その紙には感想の欄もあって、「おいしかったよ」とかいろいろと書いて下さっていて。励みになっています。
調理準備やパソコン講習などです。火曜日は午後に砥部の体育館でバレーボールをしています。訓練生の方は、以前は自宅や病院や作業所で安静を心がけて生活されてきていて、運動をしていた方は少ないんですよ。体力もついて、とても楽しくされています。この間、中予のスポレクに出たんですけど、意外に強くて優勝しました。訓練の関係で勝っても県大会には行けないから、優勝しなくてもいいんですよと言ったんですけど(笑)。木曜日は午前中は講議などを入れています。入校した頃には病気や食についてなどを学びます。それから就職や簿記など、その時々に応じた授業があります。土日は休みです。
けっこう毎日必死で(笑)。少し前までは考える時間もなかったです。仕事が終わって帰ったら、すぐに寝ていたんですよ。でも最近は、帰ってから少し自分の時間が持てるようになってきて、やっと慣れてきたかなって。
2年生の実習先も少し担当しているんですけど、やっぱり『就職』という目的があるので、1年生なら、1年半後社会に出て働けるようになるには自分は何をしたらいいかというのを、一つひとつの作業の中で考えています。自分の現状を見つめてもらって、自分の体力がどのくらいで就職するにはどのくらいの体力がないといけないのか、今の自分はどのくらいの事ができるのか、何を身に付けていけばいいのか、自分自身に気付いてもらえるようにサポートしていきたいと毎日思ってます。その人それぞれの能力や特性があるので、一人ひとりの人を大事に接していきたいと思います。
進学のきっかけは高校の先生に勧められてという単純なものだったんですけど、精神保健福祉士になろうと思ったのは大学3年の終わりに実習に行った時で。学校で勉強しているだけでは宙に浮いた感じで見えなかったんですけど、実際に障害を抱えられた方の思いを聞いて、何かできることはないかなと思って、この道に進もうと思いました。精神障害者の方は、「あきらめる」ということで病状が安定することがあるんですよ。私が出会った患者さんの中で、昔技術職をされていた方がいて、その方は自分は働ける、働きたいと思っているのに実際は病状が安定していなくて。家族とも会えない状態になっているけどすごく家族に会いたくて。そのような葛藤の中で何かがあれば病状が悪くなってしまって、その反対に求めずにいれば心が安定して生活ができるんです。でも、それってすごく寂しいなと思ったんですよ。本当に少しでも、その人たちがあきらめるものが少なくなればいいなと思って。家族や仕事をあきらめないでも生活ができる支援が少しでもできればと思っています。
今はまだ、訓練生が頑張っているのを見て「ああ、頑張ろう」っていう思いが強いです。訓練生の人たちが、その人に合った、その人の望む所で、長く続けられる職に就いてもらえたらいいなと思っています。仕事は、悩むこともあるけど、毎日楽しいです。大学の先生も「生き生きしとるね」ってよく言って下さいます。あまり仕事をしているという感じがなくて(笑)。人間として付き合える時が本当に楽しいです。
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