会社勤めの間は地元(旧土居町)の人と触れ合う機会がなかったんですよ。2000年9月に、インターネットソフトウェア開発の会社(伊予インターネット)をつくりまして。それで、(ユアーズDIOの)ボランティア募集のお知らせを見て、何かよう判らないけど取り敢えず飛び込んでみようと…。青年会議所のような組織かなと思ってたんですよ。間違えて入ったというのが本当のところかな。
土居町(旧)から予算をもらっていたので、自主事業というよりは企画を立ててプロダクションなどと交渉をし、価格を決めて年間予算を立て、町に申請を行って了解を頂ければそれを実施する、という形で行っていました。文化事業に積極的に取り組んでくれていたので、年間に8回から9回の実績があります。平成17年度までに約2万人の方に楽しんで頂きました。
家電販売店の店長、消防士、市の職員など、多種多様な業種の人の集まりです。現在45名が登録されていて、特定なものに偏らず、いろいろな世代の地域の皆さん方に貢献する活動を行っています。
今まで土居町から出して頂いていた予算が、四国中央市になったことで減る訳です。今年は何とか数件のイベントを企画していますが、従来から比べると1/3から1/4に減ってきている状態です。数年後には市の大きな文化会館が建設されることになっているので、そうなった時にも10年間の活動で培ったスキルが活かされる方向で進めていきたいと思っています。
でも実際に会館ができるまでの間にイベント回数が少なくなってしまうと、メンバーも減っていくのではないかと危機感を持っています。そこで何とかしなければという思いで、この夏『四国中央ドリームライブ2007』を企画しました。ユアーズDIOのメンバーによる実行委員会主催の自主事業なんですよ。
| ■『四国中央ドリームライブ2007』とはどのような企画? |
歌手の山崎まさよしさん、アナム&マキさんらの出演で、10月6日と7日にユーホールでライブコンサートを行います。2日間のチケットを完売しないとマイナスになるんですが、(マイナスになっても)構わないからしようということで、メンバーも気合いを入れています。ポスターを貼ったり宣伝をするのも、自分たちでやっています。
人気の高い山崎まさよしさんのライブとあって前評判は上々です。8月26日のチケット発売日には、早々にチケット完売になるものと見込まれています。メンバーであってもチケット購入の優遇はないそうで、並んで買わなければならないとのこと。
受付やチケットのもぎりなどイベント当日のお手伝いをするボランティアはあるのですが、企画の段階から行っているボランティアは全国的にみても稀のようです。芸能人に直接コンタクトを取ったり機材搬入の打ち合わせをしたり等、これまでに築いてきた人脈やノウハウ、コンサート後に開いている郷土手料理による親睦会など、私たちにしかできないもの、残していきたいものがいっぱいあります。行政だけを頼りにするのではなく、活動を残していくには何をしなければいけないのか、方針を決めなければと思っています。私の代で潰したのでは、過去のいろいろ頑張ってこられた先輩方に対して申し訳ないですから。それは私の責任感、義務感ですね。
好井さんは地域貢献を願って、本業の方でも人材派遣事業を加えました。「フリーターとかニートと呼ばれている人、何かしたいと思っている人、経験を生かしたいと思っている人。そういう人のために、活躍できる場を見付けてあげたい。いろいろなことを通じて、企業として地元に貢献したいというのが私の考えです」。仕事に対してもボランティアに対しても、熱い心が伝わってきました。
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