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   (掲載:2007年11月)

 赤ちゃんを母乳で育てたいというお母さんたちのサークルが、今年9月から月1回開かれています。自然なお産と母乳育児をサポートしている「マミー助産院」(四国中央市土居町)を中心に、院を通じて知り合ったお母さんたちが集まって発足。口こみでその輪が広がっています。
 11月7日、第3回目の集まりが同市の土居保健センターで行われました。どんなサークルなのか、お訪ねして見学させてもらいました。


 土居保健センター2階。市民に開放された遊びのスペース「おやこ広場」が今回の会場です。10時の始まりに合わせて、お母さんたちが赤ちゃんを連れてやって来ました。上のお兄ちゃん、お姉ちゃんも何人か一緒に来ています。人数が揃ったところで、そろそろ始まります。


赤ちゃんとお母さんのボディタッチ

 お母さんの希望に沿って、テーマを決めてプログラムが組まれます。初回は今後のサークルの進め方について、前回は「良い母乳のための食生活」でした。今回のテーマは「お母さんと赤ちゃんのためのリラックス」です。1つめのプログラムは、ベビーマッサージのスペシャリスト・藤田玲子さんが教えてくれる、赤ちゃんとのスキンシップ。音楽に合わせてボディタッチをします。
 赤ちゃんを床に寝かせて、足を持ってゆすったり、お腹をつっついたり…。楽しいリズムに赤ちゃんも上機嫌です。「できれば毎日、時間を決めて、その子に集中してあげるゆったりとした時間を持ってもらいたいと思います。手から愛を伝えて下さいね」と藤田さん。途中で泣き出したら、抱っこしても、母乳をあげてもOK。赤ちゃんのペースですれば良いのです。

 今度は赤ちゃんはちょっと横でお休みしてもらい、お母さんの疲労回復のためのマッサージをします。マミー助産院ではマタニティ・ヨガも教えている、助産師の佐々木真理さんと阿部瑞代さんにならって、お母さん同志で2人1組になって、お互いの体をほぐしていきます。体をリラックスさせることで体温を上昇させ、美味しい母乳ができる体になるとのことで、お母さんにも赤ちゃんにも嬉しい効果が期待できます。ハードな育児をこなしているお母さんたちだけに、「痛ーい!」「大丈夫?」というような声も聞こえてきました。


質問の時間(右から3人目のお母さんが坂上さん)

 最後に、皆で大きな一つの輪になって座り、質問の時間を持ちます。母乳の進め方や育児について不安に思っていることを、一人ひとりが順番にマイクを回して言っていきました。
 「離乳食が進まなくて悩んでいるんですが…」「離乳食が進まないのは、お母さんのおっぱいが美味しいから。無理に進めなくていいですよ」│お母さんたちのいろいろな質問に答えるのは、このサークルの発起人でもある、リーダーの坂上美登里さん。専門の資格を持つ訳ではない、4人の子どものベテランお母さんです。ご主人の転勤で2年前に四国中央市に越してきて、4番目のお子さんをマミー助産院で出産しました。「埼玉にいた時に長男を出産して、その時に母乳サークルに入っていたことでとても助けられたんです。その出会いが縁で、ここではそういうサークルがなかったので始めようと思いました。お母さんは同じような悩みを持っているんですね、私が教えてもらってきたいろいろなことを、他のお母さんにも教えてあげることができたら」と坂上さんは言います。

 マミー助産院の佐々木さん、阿部さん、ベビーマッサージの藤田さん、サポートスタッフとしてボランティアで参加している保健師さんなども、専門知識や自身の経験をふまえてアドバイスを加えてくれます。少し大きい子どもを持つお母さんも、「心配しなくていいと思いますよ」と経験談を話していました。
 サークルに参加したお母さんは「今まで本を読んで母乳育児のことはいろいろ勉強したんですが、やっぱり生の声を聞くことができて本当に良かったです」「みんな同じようなことで悩んでいるんだなと思いました。私も分かることは話ができたら」など、前向きな感想を語っていました。


 サークルは年内にもう1回開かれる予定です。テーマは「母乳育児を成功させるために」。
日程やサークルについての問い合わせは、
マミー助産院:電話=0896・74・6161。ホームページより:http://www16.plala.or.jp/~mami-/


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