| ●いつからこのクラスを受け持つようになったんですか? |
今年に入ってからですね。高校を卒業してからは、お母さんのサポートをしていたんですけれど、ある日急に「次から、(指導を)やってみて。自分で挨拶をして始めて、終わっていいよ」と言ってくれて、それで私も「ありがとう、解った」って感じで、させてもらうようになりました。まだまだ、解らないことだらけです。
(お母さんは)将来のことを考えたら、たくさん経験をした方がいいからという考えだったようで、本当に良い経験をさせてもらっています。
●ダンスは何歳くらいから、どこで習っていたんですか?
| たぶん3、4歳の頃からですね。新体操とか器械体操を習っていたことはあるけれど、ダンスはお母さん以外の先生にはついたことがないですね。
大学とか専門学校へ行こうかと思っていたんですが、そういう所へ行っても結局は習う事はお母さんから習うものと同じなんですよね。だったらこんなに近くに教えてくれる人がいるんだから、教えてもらわないと損だと思って、進学するのを止めました。ダンスで目標とする人は、お母さんしかいませんね。
彩音さんの家族は、みんな身体を動かすのが大好き。弟さんは野球、妹さんは新体操、もう1人の弟さんもダンスを習っています。お父さんも、ソフトボールや野球のコーチをされているとか。彩音さんは、中学時代は部活でソフトボール、高校生の時はダンスをしていました。高校生の時から、レッスンの時には年下の子どもさんの面倒をよく見ていましたが、その時には、お母さんの手伝いをしているという意識は全くなかったそうです。現在は、昼間は会社勤めで、週に1回ダンス教室の講師をしています。
好きですね。好きじゃないと、あれだけ大勢の子どもは見れないと思います。子どもたちがよく手紙をくれるんですよ。「これからもいっぱい教えてね」とか「目標にしています」なんて手紙をもらうと、嬉しいです。
自分から話しかけてくれる子どもさんですね。全員がそういうタイプという訳ではないので、消極的な子どもさんには、こちらから話しかけようと思っています。自分から話す子は、私がお茶を飲んでいても「あやねちゃ〜ん」なんて言ってくれるんですよ。自分から話せない子には、「今日は寒いね」とか「ご飯、食べてきた?」とか声を掛けます。
| ●子どもたちからは、「あやねちゃん」て呼ばれているんですね。 |
はい。そう呼ばれるのがいいですね。ずっとそう呼ばれていたいですね。「先生」なんて言われると、何だか一線引かれた感じがして…。高校生や中学生とは年齢もあまり変わらないですしね。
| ●お母さんは、彩音さんが教えることについて何か言ってくれますか? |
いけない時には、その場でアドバイスをしてくれます。「声をもっと出した方がいいよ」とか「ここで踊りを入れた方がいいよ」とか。けれども「先週よりも良かったよ」と言ってくれたりして、基本的に褒めて教えてくれています。

| ●新居浜夏祭りに出場するのが1年の練習の目標なんですよね? |
『新居浜ちょおうさ踊り子隊ジュニア連』として出場しています。80人くらいの連で、1年かけて踊りの準備をします。振り付けを考えるのが一番楽しいですね。最後にはみんな感動して泣いたりするんですよ。前の年よりもパワーアップした踊りにするのが目標です。
いろいろな所で教室を持って、毎日でもダンスをしていたいですね。お母さんが持っている連を継いでいきたいと思っています。
ダンス教室には大勢が集まっていても、ふざけたりする子どもはいません。先生(彩音さんのお母さん)は、ダンスが上手になることも大切だけれど、挨拶ができること、人と仲良くできること、人の話を聞くことができることが大切との方針でレッスンを続けています。「買いものやコンサートにも行くけれど、何よりもやっぱりダンスが好き」と言う彩音さん。伝統を受け継ぎさらに飛躍を目指しています。
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