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→【地域の情報】最新号 |
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| 先月、10月22日にオープンしたばかりの『村上水軍博物館』。大島内の国道317号線を道なりに進んで正面に海が見えてきたら、突き当たりの信号を右に折れて約1qほど行くと、城郭を思わせるような博物館が建っていました。 | ||||||||||||||||||||||||
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明るい吹き抜けのエントランスホールの正面には受付があり、ここで展示室の観覧券を求めます。大人は200円、中学生以下は無料で、この値段設定なら誰もが気軽に入場することができます。 水軍の歴史を描いた絵を見ながら階段を上って展示室のある2階へと上がります。左手の常設展示室から見学することにしました。 まず最初のコーナーは、海を舞台に活躍した村上水軍を映像で伝える『能島の海』。博物館の目の前にある小さな島・能島は、『能島村上水軍』の活躍の拠点でした。このコーナーでは実際の眺望と一致させるように映像が流れており、潮流の速さまで体感できます。海賊の闘いの場面の再現は、実物大の絵と石膏人形を組み合わせて立体的に展示されており、迫力があります。海上での闘い方や戦闘員の役割分担までよく伝わっています。武器や道具は実物が展示されています。
村上水軍は海賊として合戦をしていたばかりでなく、海運業を営んだり、通行手形を出すような経済活動もしており、それらを説明しているのが『発掘!海賊たちの遺跡』のコーナーです。ここでは、発掘調査で出土した遺構や遺物が展示されています。伯方大島大橋の橋脚工事の調査の際に出土された見近島からの出土品が主に展示されています。国の史跡に指定されている能島では、現在長期的な調査が進められていて、調査の成果も順次展示されることになっています。 次は、一息入れるための『ちょっと潮待ち』のコーナーです。中世の甲冑の発見から修復の過程を描いたビデオや、村上水軍の軌跡を描いたビデオを見ることができます。
『企画展示室』では、閉校当時の四坂島小学校の様子が再現されていました。当時の四坂島や宮窪町の暮らしぶりを写真や道具で見ることができます。特別な企画を行わない時には、これがメインの展示となるそうです。 『わくわく体験ルーム』では甲冑や小袖の着付けをしてもらうことができます(事前の予約が必要です)。また『櫓こぎマシン』で、櫓こぎ体験もできます。この櫓こぎマシンは、弓削商船高等専門学校生が考案したもので、全国高専プログラミングコンテストで2位になった作品です。
同博物館のユニフォームは、海をイメージにしたブルーのトレーナーです。今治精華高校のデザイン科の生徒さんが図柄をデザインしたそうで、背中に踊る鯛に、ほんの小さく学校の名前が入っています。スタッフの名札にも似顔絵が描かれていました。 前身の水軍資料館が老朽化したのと資料が増えて手狭になったこと、水軍をテーマにした町おこしのためには情報発信拠点も必要との機運の高まりから、同博物館のオープンとなりました。見学者の出足は、なかなか好調のようです。 「水軍資料館当時から、水軍に興味のある人が全国から見学に来ていましたが、今までは余り来ていなかった近隣からの見学者が多くなっています。知識がなくても、ここへ来れば村上水軍がどのように活躍したか、どのような生活をしていたかが解って頂けるように展示を工夫しています。次に来館された時には、変わっているものがあるように、展示替えもしていこうと思っています。たくさんの方に来て頂きたいですね」(中川さん)。 同博物館は大島石をふんだんに使い、見晴らしの良い設計がされています。同博物館は、町おこしの新しいシンボルとして活躍しています。 【村上水軍博物館】 ● 住所 : 〒794-2203愛媛県越智郡宮窪町宮窪1285番地 ● TEL : 0897-74-1065、FAX:0897-74-1085 ● Mail : kyouiku@town.miyakubo.ehime.jp ● HP : http://www.town.miyakubo.ehime.jp/benri/gyouji/kyoiku02.html
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