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→【地域の情報】最新号 |
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▼ 昨年の12月にオープンしたばかりのマミー助産院(四国中央市土居町北野)は、県道138号線から東に入る農道沿いで、臨済宗のお寺・大福寺の真向かいにあります。お寺には『子育観世音菩薩』『安産祈願』の赤いのぼりがはためいていました。辺りはたいへんのどかな環境で、北側には小高い山が連なり南側には遠く四国山地が見えています。助産院の周りの畑には、一面にれんげ草が咲いていました。
マミー助産院は、新居浜市出身の佐々木真理さん(52歳)と今治市出身の阿部瑞代さん(51歳)の2人の経験豊かな助産師さんが開業した施設です。2人はほぼ同じ経歴の持ち主で、松山市にあった愛媛県立公衆衛生専門学校を卒業後、平成17年3月まで20年以上にわたって看護師・助産師として県立病院に勤務していました。佐々木さんと阿部さんは県立今治病院で出会い、最後の勤務地は2人とも県立新居浜病院だったそうです。産科ばかりでなくいろいろな科を経験しているので、それが強みでもあるとのことでした。 ▼ その2人が、出身地ではない四国中央市土居町で開業をしようと決めたのは、2人とも県立三島病院に長い間お勤めをされていたことが大きな動機のようです。「就職した時は今治だったんですが、働き始めた当初は仕事ばかりでその土地とのつながりなどを持つ余裕もなかったけれど、次の勤務地の三島では10年近い勤務の間に、病院以外に地域社会とのつながりができて、自分の人生の中でたいへん充実していたなと思うんですよ。開業に当たっては、2人ともするのならここでと、同じ気
また独立開業をしようと思ったのは、病院で働くことの限界を感じたからと2人は言います。産むスタイルにも選択の余地がないなど、病院でのおしきせのお産に疑問を抱いていて、1人の妊娠から出産・産後までを継続して見ることができるのは助産院しかないと感じていたそうです。40代後半の頃には、流れ作業的ではなくもっと1人の人に関わっていきたいという思いがますます強くなり、開業の夢が次第に現実のものとなっていきました。お2人は、「同じ考えを持っていたから踏み切ることができた。1人では行動を起こすことはできなかったのではないか」と、開業を決めた当時を振り返って語ってくれました。 ▼助産院の最大の特徴は、妊婦健診に1時間もかけ、その人に応じた保健指導が行われている点です。また自然なお産と母乳育児を大事にしている点も特徴の1つです。マミー助産院も同様で、フリースタイル出産や家族の立ち合いも可能で、母乳が十分に出てくるまで白湯を少量与えることはありますが原則として何も与えず、あくまでも母乳に重点を置いています。妊娠中から、お産に向けての準備を妊婦と助産師が一緒になって十分に行っていきます。産む人の主体性を
お産がゴールになっているのが病院での出産で、お産は1つの経過であり、妊娠から始まって、出産、産後、育児までトータルに考えて付き合ってくれるのが助産院です。出産を控えて妊婦健診に来る人、母乳育児を目指して産後のおっぱいケアに来る人、不妊相談に来る人など、開業から4カ月余りのマミー助産院にはいろいろな目的を持って人が訪れます。金曜日と土曜日にはマタニティヨガも含めてヨガのレッスンがあり、毎週木曜日にはベビーマッサージもあって、赤ちゃんとお母さんが楽しく時間を過ごしています。
自然志向の生き方が見直されていますが、お産に対しても自然な形で取り組みたいと望む人が増えてきています。また全国的に産科医の減少が問題になってきている今日、四国中央市も例外ではありません。マミー助産院は、女性にとってお産の形態の選択肢が増えるとともに、遠くの病院よりも身近な場所で安心して出産ができる場の提供となっています。家庭的な雰囲気で妊婦さんをサポートする同助産院は、6月には初めての出産を迎えます。 |
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| マミー助産院 | ||||||||||||||||
新居浜労災病院産婦人科との連携で、妊婦さんには同病院で健診を2回受けてもらう他、医療が必要になった時の備えも万全に整えられています。 ▼診療時間:9時〜12時、13時〜17時 ▼日曜・祝祭日休診 ▼電話:0896-74-6161 ▼ホームページ:http://www16.plala.or.jp/mami-/ |
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