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2007年6月号掲載

地球環境を身近なところから  マイ箸ひろめ隊♪(東予)  
 先月取材先で、表紙にかわいい女の子のイラストがある小冊子を頂きました。『マイ箸グルメマップ』えひめ東予版と書いてあります。そういえば、別の取材先でもマイ箸の箸袋を頂いたことがあります。今回は広がりを見せるマイ箸キャンペーンについて、『マイ箸ひろめ隊♪』事務局の中川りつこさんにお話を伺いました。中川さんは、小さなところから環境問題に取り組んでいる『ネットワークグリーンアースうま』(四国中央市土居町)の事務局も担当しています。


事務局の中川りつこさん。
手に持っているのは、『マイ箸グルメマップ東予版』と店舗用のパンフレット立て

●マイ箸に取り組むようになったきっかけは?
 森林問題ですよね。森林問題や環境問題を考える時に、マイ箸は取り掛かりとして良いアイテムだと思って、箸袋をつくったり、竹を削って自分のお箸を作るイベントなどをするようになりました。
 割り箸は、日本の間伐材だから使った方が環境に良いと思われていましたが、実はほとんどが輸入材で97%が中国から輸入されているものなんですよ。中国は広いから森林もさぞかしたくさんあるから少しくらい木を切っても大丈夫だろうと思いがちですが、中国における森林の割合はもう20%ほどなんです。30%を切ると国として成り立たなくなると言われているんですけれど、砂漠化が進んでいる国だったんですね。私たちは、1人平均年に200膳、全体になると257億膳も使っていて、木造の家にたとえると、毎年約2万軒の家を建てては焼き払うということを繰り返していることになります。


 マイ箸を広める目的は森林を守ることだけではなくて、いろいろなことに気付く最初の小さな種になることです。児童労働や飢餓貧困など世界の諸問題が、私たちの身近な暮らしとつながっていることに気が付いていきます。マイ箸を持ち始めると、マイバッグも持つようになるとか、福祉のボランティアもしてみようとか、そういうふうに次々と花開くようになっていくと思うんです。一介の主婦が何かをしてもどうにもならないとか、個人が頑張ってもと諦めていたものを、「何かをしたら世界も変わる、未来も変える力が私たちにはあるんだ」と気が付くと、他のこともしたくなる訳です。


背表紙がプレゼント応募ハガキ
仕様となっているグルメマップ


『全国リサイクル商店街サミット』でマイ箸宣言をする佐々木龍新居浜市長

●マイ箸グルメマップとは?
 たまたま知人が香川でマイ箸グルメマップを発行したんです。「こんなのできたらいいね」「できるんじゃないか」ということになって…。1つの団体だけではできないかも知れないけれど、西条、新居浜、四国中央のグループが3つ集まればできるのではないかと、昨年の10月くらいから呼びかけて取り掛かり始めたんです。作成を進めていると、ちょうど今年の2月に新居浜市で『全国リサイクル商店街サミット』が開かれることになっていて、サミットでマイ箸が取り上げられたんです。それがきっかけになって、地元の人や商店街で協力をしてくれる人が出てきて、まるでジグソーパズルのピースが埋まっていくように、次々と繋がっていってマップが出来上がることになりました。発行日は、4月22日(アースデイ)です。えひめ東予版となっていますが、まだ他にはできていないんですよ。他の地域でもできてほしいと願って『東予版』と名前をつけました。松山や今治にも広がっていく予感がします。

※グルメマップに掲載された店のうち、シールマークのついている店でマイ箸を使うと、1人に1枚シールをもらえます。もらったシールはマップの巻末の応募用紙に貼ります。1枚の応募用紙で12枚のシールを貼ることができます。応募用紙の枚数によってプレゼントがもらえるしくみです。1枚ではマイ箸用箸袋をペアで、2枚ではオーガニッククッキーセットかフェアトレードコーヒー、3枚では地元の新鮮な果物か旬の有機野菜がプレゼントされます。


プレゼントのマイ箸用箸袋

 マイ箸グルメマップでは、マイ箸を推進してこの活動に協賛しているお店が紹介されているほか、マイ箸グッズ取扱店が掲載されています。マイ箸グルメマップは、紙面で紹介されている店をはじめ、西条市、新居浜市、四国中央市内の54店舗に置かれています。来年度版の作成に向けて、グルメマップに参加の飲食店を募集しています。
 

●他にどのような活動をしていますか


産業祭にブースを出展

 産業祭などではブースを出してマップを手渡したり、青竹を削ってマイ箸を作ってもらう箸削りを行ったり、箸袋を販売しています。箸袋は、西条のエコファクトリーの人たちが作っているんですよ。 
 5月に内子町で行われた『環境自治体会議』でもブースを出していたんです。パネルディスカッションで新居浜市の市長さんがエコの話をするので協力してもらえませんかということで、出店することになりました。この会議自体がマイ箸やマイコップ持参の会議で、持ってきていない人もいるので販売させてもらったんです。全国から環境自治体の首長やNPOなどの人が来ていたので、規模の大きな出会いとなりました。マップを紹介したり手渡したりすることで、東京でも作りたいと言ってくれる人がいたりして、全国に広がる種まきができたと思います。


子ども達も自分で箸削り

 マイ箸ひろめ隊♪では、今年は『マイ箸持とや ハッピーエコしょ♪』のキャンペーンを繰り広げます。マイ箸のほか、マイバッグ、水筒持参などさまざまなエコアクションがポイントとなり、集まったポイントは年末の商店街の福引き券になるというものです。この企画は放送局も応援してくれることになっています。



【マイ箸ひろめ隊♪連絡先:中川さん】電話/ファクス=0896・74・3026
【ネットワークグリーンアースうま】ホームページhttp://ngeuma.com/

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