『四国鉄道文化館』
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| 四国鉄道文化館 |
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| 0系新幹線(左)とDF50形ディーゼル機関車(右) |
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| 大人気の0系新幹線運転席 |
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走ってきたままの状態で展示されている
DF50形ディーゼル機関車 |
『四国鉄道文化館』の扉を開けると、正面に大きな車両がド〜ンと座っていました。JR四国多度津工場に保管されていた『0系新幹線電車』と準鉄道記念物『DF50形ディーゼル機関車』1号機です。この施設では、玄関で履き物を脱いでスリッパに履き替えます。電車内を自由に見学してもらうために、このような方式をとっているとのことでした。
さっそく新幹線電車内へと上がります。運転席が想像以上に高いので驚きました。運転席のスイッチやハンドル類は、赤い表示のもの以外は自由に触って動かしても良いのだそうです。見学者に大人気で、休日には1時間待ちとのことでした。運転席の後部は客車部分になっていて、ここでは同館建設プロジェクトの番組が放映されています。運転席見学の順番待ちも退屈しないようになっています。本来は全長26メートルの電車ですが、展示されているのはカットモデルで、長さが半分になっています。
『DF50形ディーゼル機関車』1号機の展示は、さらに臨場感溢れるものとなっています。JR予讃線から引き込まれた線路は建物内にまで続き、枕木や軌道に敷き詰められた砕石まで本物仕様です。日本で唯一走行可能な状態で保存されていた1号機は、JR多度津工場からの移転の際も、牽引された状態で予讃線を使って移動してきました。同車両の移動中には、各駅に鉄道マニアが待ち受けていたそうです。こちらの運転席も誰でも自由に見学することができて、しかも触ることができます。準鉄道記念物だけあって、車両の内も外もマニア垂涎のものが並んでいるのだそうです。
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手づくりのジオラマ。
右は制作・寄贈者の宇佐美和雄さん |
車両展示の奥には、市民ボランティアによる鉄道模型の展示があり、訪れた子どもたちに絶大な人気を博しているコーナーとなっています。幅2・35b奥行き1・2bのジオラマは手作りで、10年を超す歳月を掛けて制作されたものです。趣味で作っていたものですが、個人の手元に置いておくよりも多くの人に見てもらえたらとの意志で、同館に寄贈されることになりました。同館に展示するに当たり、ビルを増やすなどしてさらにバージョンアップさせたそうです。
建物の南側は大きく窓が取られて、外が見渡せるようになっています。窓のすぐ外は西条駅ホームの続きで、駅に発着した列車を目の前に見ることができます。入場者のお目当ては、四国内を走る『アンパンマン列車』。色とりどりのアンパンマンのキャラクターが描かれた同列車は、大人にも子どもにも大人気です。ちょうどこの列車の発着時刻に併せて、来館する人も多いのだそうです。
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| 展望デッキからの眺め |
また同館2階は展望デッキになっており、南に広がる石鎚山系を一望できるほか、西条駅構内を見渡すことができます。西条駅構内には、鉄道開通(大正10年)当時に建てられたレンガ造りのカーバイト庫や給水塔が今も残っていて、乗務員の休憩室として使われていたと思われる古い木造の建物も連なり、西条駅自体がまさしく鉄道遺産となっています。
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| ゆるやかな弧を描く柱材 |
館内上部を見上げると、太い杉材が美しい曲線を描いています。特殊な工法で曲げられた杉の丸太が、大きな屋根を支えているのです。愛媛県産材100パーセントで作られていて、しかも合成材も集成材も一切使われていません。耐震強度も非常に高く、通常の1・25倍と言われています。建築の素晴らしさも同館の見どころの1つとなっています。
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