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同法人は、会員相互扶助の一環で、平成7年から通院時の送迎を開始。現在は新居浜市内の高齢者や身体障害者19名が通院などのために同サービスを利用しています。
同法人の登録申請書案による主な内容は▽使用車両:車いす車、回転シート車各1台(法人所有)▽稼働率:(1日平均)車いす車4・6人、回転シート車3・7人輸送▽運転者人数4名(うち二種免許取得者1名)▽損害賠償措置:対人・対物無制限、搭乗車傷害1名につき1千万円、自動車搭乗中のケガ等1名につき351・5万円。申請書案について説明があった後協議に入り、委員からは▽別子山地区は運送区域に含まれるのか▽福祉有償運送より介護タクシーでの運送を考えてはどうか▽新居浜市には、市内のタクシーおよびタクシー免許を取得している訪問介護事業所等の状況を整理してもらいたい▽タクシー運賃の2分の1という料金基準はボランティアとしては高いのではないか▽会費の扱いはどうなるのか│などの意見が出されました。
「運送の対価をタクシー上限運賃の2分の1以内になるよう見直しが必要」「新居浜市における将来的な必要車両数などの見込みを整理して判断すべき」などの意見により今回は結論が出ず、申請者および新居浜市において検討を行った上で年内に再度協議会を開催することになりました。
公共交通機関によっては移動制約者に対する十分な輸送サービスが確保できないと認められる場合に運行が可能な福祉有償運送は、県内では愛南町社会福祉協議会が第1号として8月より運行を開始。上島町社協、や、他地域においても高齢者や障害者の福祉団体などで参入の動きが出てきています。
【運営協議会会長・吉川貴士さんの談】
各立場の意見をふまえた上で、利用者に優しく、業界や市民の活力が増すような形を考えていきたい。地域によって事情が異なる中、今回の新居浜市での申請は難しい面もあるが、入口を狭くして移動困難者を支援しようとする動きを閉ざすことはいけないと思っている。不正な有償運送を防ぐための登録制であるので、登録状況がオープンになることで良いまちづくりにつながればと思う。 |