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チイコミスタッフは見た!
【2008.5月号】


県とNPOの協働を促進するモデル事業
募集説明 と成果報告行われる

 ▼愛媛県では、NPO法人・ボランティア団体などの公益的な活動を行っている団体と県が協働して事業を実施することで、県政の課題の効果的な解決を図り、多様化が進む県民のニーズに対応した、きめ細やかなサービスを提供することを目的に、協働事業の企画提案を募集しています。今回の企画提案募集に当たっては、『協働』を「県とNPOが、目的を共有しながら対等な関係で公益的事業を展開していくこと」としています。

 ▼募集にあたり愛媛県では、5月9日、県庁第二別館6階大会議室において「平成19年度提案型協働事業促進モデル事業成果報告会及び20年度モデル事業募集説明会」を開催しました。NPO法人やボランティア団体、市民活動団体など、約120名が参加し、報告や説明に熱心に耳を傾けました。
 成果報告会では、昨年度にモデル事業を実施した6つの団体と、それぞれの団体と協働を行った健康増進課や県美術館、県警本部など県の各担当課が事業成果の発表。昨年度にモデル事業を実施した6団体からは、今年度の企画提案についてのアドバイスも行われました。

 ▼平成20年度モデル事業募集では、「女性のチャレンジ支援事業」や「県民の朝食欠食率の改善対策について」「学校でのふれあいステージ公演事業」など、教育委員会や県警本部を含む県の各部課から18種のテーマが提示されています。また自由テーマによる企画提案も可となっています。募集要項は次の通り。
  ◎対象:NPO法人・ボランティア団体・市民活動団体
  ◎募集事業件数:6件(選考の評価や委託額によって増減有り)
  ◎委託金額:1事業あたり50万円〜100万円
  ◎募集締切:平成20年5月30日(金曜日)
  ◎問い合わせ先:愛媛県県民活動推進課NPO・ボランティア係=電話089・912・2305


 報告事例からピックアップ

  ニートの社会参加を支援 『カウンセリングスペース・麦の家』

 『カウンセリングスペース・麦(ばく)の家』は、労政雇用課と協働して実施した「若年無業者(ニート)の社会参加支援事業」を報告。同団体は、自己肯定感を高めることがニートに対する社会参加支援の第一歩であると考え、訪問相談員育成講座を県下3ケ所で開催。講座を終了した訪問相談員の派遣を行いました。

 また、自己理解と他者理解を深めて自己評価を高くすることで社会性の活性化を図ることを目的に、合宿研修も行い、『ラベル・エンカウンター』(※)を実施しました。

【実施団体感想】
当初は30回程度を予定していた訪問相談員の派遣が、実際は43回も派遣することになり、ニート支援のニーズの多さを実感した。
もう少し予算があればもっと幅広いニーズに応えることができたのではないかと思う。
信用が大切である訪問相談においては、県との協働事業であるからこそ訪問することができた家庭が多かったと思う。
市町や保健所への協力依頼に関しても、県との協働事業であることで協力が得られた。

【県担当者感想】 
民間と連携して取り組むことで、行政だけでは出来ない成果を上げることができた。事業の必要性を感じている。今年度も予算組みをして、引き続き行っていきたい。

※)『ラベル・エンカウンター』は、出来るだけ楽しく語り合いながら、お互いの良さを発見し、それをラベルに書いて交換し、集まった多くのラベルをもとに図解作業を進め、自己像を描いていくエンカウンター。エンカウンターとは、カウンセリングの1つの形態。


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