9月の研修テーマは『間伐』。土佐町在住の自伐林家・山中宏男さんを講師に迎えて行われました。山中さんは、自分で木を植え・育て・伐採・搬出・製材・住宅建築まで行う、高知を代表する自伐林家です。
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| 山中宏男さんによる講演 |
初日の午前中には、いの町本川総合支所において、座学が行われました。山中さんは、間伐に適した木はどれか、いつどうやって切るのか、木の性質は、山の状態は、土地の性質は…と、伐採に関することを事細かく説明します。
「ケガもしながら、体験をして身に付けたものなので間違いない」と山中さん。「山に行って木の皮を剥いて、白いところを舐めてみて、甘かったら、その日は切るのを止めた方が良い」など、自身が長年木に携わった経験の中で身に付けた、教科書にはない情報も盛り込まれています。解りやすく面白く、より安全に木を切るための講義に、34名の参加者は熱心に耳を傾けていました。
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| 木を切る実技講習のもよう |
午後からは500mほど移動したところにある町有林「未来(とわ)の森」で、選木、チェンソーなどの実技講習が行われました。午前中の座学の内容に基づいて、山中さんが実際に木を切りながらた説明していきます。参加者の中には経験を多く積んでいる人もいましたが、より安全に作業を行うコツがあることを講習で学び、「やはり実際に目で見ないと分からないことがある」という声が聞かれました。
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| 参加者の中には、チェンソーを初めて使う人も。 |
山中さんの話は林業の分野にとどまらず、人生観や哲学的なことにまで及びます。講習は和気あいあいとした雰囲気で進み、参加者も活発に疑問点をぶつけるなど、林業に対する熱い思いのこもった養成塾となりました。
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