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妖怪もみじ祭り
〜シリーズ・徳島県三好市〜 |
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徳島の最西端に位置し、愛媛・香川・高知の県境に囲まれた三好市。高齢化率が高く、将来の大幅人口減が予測される同市ですが、豊かな自然や歴史的文化遺産などの観光資源を生かした地域おこしの活動が、活発に行われています。
本紙では、同市の取組みに注目し、特集していきます。
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11月22日、徳島県三好市山城町の「藤の里公園」において「妖怪もみじ祭り」が開催されました。
険しい山岳地帯にある同町は、20種類近くの妖怪伝説が残る土地。「ゲゲゲの鬼太郎」でおなじみの「子泣き爺」の発祥地として2001年に認定され、昨年には世界妖怪協会(水木しげる会長)が認定する「後世に遺したい怪遺産」に選ばれています。
毎年もみじ狩りの時期に合わせて行われている「妖怪のまち」の町おこしを取材しました。(記者Y)
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| 阿波踊りを踊りながら通りを行く妖怪たち |
今回で9回目となった祭りには、各地から妖怪ファンと紅葉を観に来た観光客とが入り混じり、異様な雰囲気に包まれていました。
11時のお祭り開始と同時に、山伏を先頭に子泣き爺やカラス天狗などの妖怪たちがぞくぞくと公園内に登場。小さいお子さんは「こわい、こわい」と泣き叫び、妖怪たちの姿にビックリしている様子でした。
そんな子どもたちを横目に、妖怪たちは「妖怪阿波踊り」を披露。こなれた身のこなしは、さすが阿波の妖怪たち!どの妖怪も踊りが上手く、三味線の音色に合わせ観光客と一緒に楽しそうに踊っていました。
会場内には、地元特産品の出店も多くありました。中でもひときわ人だかりができている店があり、覗いてみると、看板には「妖怪鍋」の文字が!早速、試食してみました。何が入っているのか不安がありましたが、とても美味しかったのです。店員さんに聞くと、その正体は「猪鍋」でした。曇り空で気温も低かったこともあって妖怪鍋は大盛況。次々に買い求める観光客の列ができていました。
会場内どこを見ても妖怪だらけ。妖怪と人間とがふれあえる、奇妙だけど不思議とどこか懐かしい、そんな祭りでした。 |
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| 「妖怪トロッコ列車」が運行 |
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| 子泣き爺も乗ってきました |
祭りから1週間。また、妖怪たちに会える機会がありました。今年の秋にスタートした「大歩危・妖怪トロッコ列車」です。この催しは、毎年春と秋に運行しているトロッコ列車を夜間に走らせ、妖怪たちが同乗して阿波池田〜大歩危駅間を往復するもの。「にし阿波観光圏」の着地型旅行商品として、「山城妖怪村」とJR四国、祖谷のホテルとの協力によって行われています。
今回の参加者は定員いっぱいの56名。毎回50名以上の参加があります。子ども連れが多く、妖怪ファン(?)のカメラを持った人たち、若いグループなどの参加がありました。妖怪たちを間近で見てスキンシップができる、楽しいイベントでした。
「妖怪」をキーワードに地元をあげて町おこしに取り組む、三好市の人々のアイデアと熱意に圧倒されました。
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