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にし阿波観光圏
〜シリーズ・徳島県三好市〜 |
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徳島の最西端に位置し、愛媛・香川・高知の県境に囲まれた三好市。高齢化率が高く、将来の大幅人口減が予測される同市ですが、豊かな自然や歴史的文化遺産などの観光資源を生かした地域おこしの活動が、活発に行われています。
本紙では、同市の取組みに注目し、特集していきます。
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平成20年10月に徳島県三好市、美馬市、つるぎ町、東みよし町をエリアとする「にし阿波」が、四国では唯一、国土交通省の観光圏として認定されました。にし阿波観光圏には、四国2位の高峰「剣山」、四国三郎の別名を持つ「吉野川」、奇勝「大歩危、小歩危」、江戸・明治の商家の町並みが残る「うだつの町並み」、祖谷の平家落人伝説、山城の妖怪子泣き爺の伝承などがあります。にし阿波観光圏のパンフレットには「日本の原風景」と題し、『手つかずの自然が残る、どこか懐かしい場所』として、その魅力を伝えています。
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このような特性をいかした観光客の来訪滞在が促されるよう、宿泊施設の魅力向上や、観光コンテンツの充実、移動の利便性の向上、観光案内情報提供など、地域が協力した魅力的な観光圏作りが行われています。 |
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| 名所案内【かずら橋】 |
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| 重要文化財に指定されている西祖谷のかずら橋 |
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徳島県三好市と言えば、「かずら橋」が観光地として有名ではないでしょうか。起源は平家の落人によるものや、諸説伝説が残っています。古い文献によると、7〜13の橋が存在していたようですが、現在は三好市西祖谷山村善徳と東祖谷菅生に3本の橋が架かっているのみです。大正時代に、ワイヤーを使ったつり橋に架け替えられたこともあったようですが、昭和に入り地域振興の目的で現在のかずら橋になっています。安全のため、ワイヤーによる補強は行われており、3年ごとに架け替えが行われています。
「祖谷のかずら橋」といえば、西祖谷にあるものが有名。冬場の厳寒な山野に自生する「シラクチカズラ」を編み重ねて作られています。長さ45m、谷からの高さ14mで{『日本三奇橋』のひとつに数えられており、重要有形民俗文化財に指定されています。
近くに「かずら橋夢舞台」という市営駐車場があり、昼食や土産などを購入することができます。また、毎年10月には「祖谷平家まつり」が行われ観光客で賑わいます。
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| 奥祖谷ニ重かずら橋の「男橋」 |
西祖谷よりさらに剣山の方面に入っていくと、東祖谷菅生に「奥祖谷の二重かずら橋」があります。約800年前に源平の戦いで敗れた平家一族が剣山、平家の馬場に通うために架けられた橋といわれています。名のとおり、「男橋」(長さ42m)「女橋」(20m)と呼ばれる2本の橋が架けられています。橋の横には、ひもを引っ張り人力で渓谷を渡る、かごのような乗り物「野猿(やえん)」もあります。
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