 |
| 落合集落を望む展望台 |
【三所神社まつり ルポ】
その展望台から望む落合集落〈写真1〉の真ん中に三所神社があります。平成22年4月、落合の三所神社にて春祭りが開催されました。当日は晴天に恵まれ、とても気持ちよい風が吹く中、祭り開始時間より早い時間に神社から太鼓や鉦の音が聞こえてきました。
 |
| 大木の前に立つ三所神社の鳥居 |
神社に到着すると、「だんじり」に乗った地元の男の子たちが、祭りの練習をしていました。皆、小学生のようで、高学年の子が、今回初めて祭りに参加する低学年の子に、太鼓の叩き方を教えているところでした。話を聞くと、全員が地元の小学生という訳ではなく、近隣の地域から祭りの為に手伝いに来ている子もいました。打ち子と呼ばれる子たちは、小学1年生から6年生の男子が務め、足りない場合は他地区の子どもを借りてくるようで、これまで女の子が「だんじり」に乗ったことはないようです。
15時頃、神主さんをはじめ地元の方たちが次第に神社に集まり始めます。みなさん和気藹々とした雰囲気のなか準備をすすめていきます。三所神社では、春祭り(旧暦の3月5日)、夏祭り(旧暦6月8日)、秋祭り(旧暦8月5日)と年に3回行われており、みなさん慣れた様子で、神輿、だんじり、四神の絵が付けられた薙刀など準備をします。
15時30分頃、祭りの開始。まず、神社内にて御神体を神輿へと移す神事が行われました。拝殿にて神事に参加する人は、自分の息が御神体にかからないよう葉っぱを口に咥えて神事に臨みます。
16時頃、「だんじり」が神輿よりも先に御旅所へと向かいます。「だんじり」の上では打ち子(先ほどの男の子たち)が顔に白粉をぬり、墨で髭を描き、華やかな衣装を身にまとい楽を奏でます〈写真2〉。つづいてお練りが天狗とともに、箱かたぎ、棒振り、長刀、毛槍の順で練り歩きます〈写真3〉。
御旅所に到着すると、神輿を据え置き神事を行い〈写真4〉、神社に戻り祭りの終了となります。
| 〈4〉 |
 |
|