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【がんばってます】最新号
   (取材:2003年12月)
〜写真家〜
西谷奈美さん
にしたに・なみ
 (松山市在住)
【お詫び】12月号紙面の同記事中『スクールフォト西谷』は、『西谷スクールフォト』の誤りでした。

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  『西谷スクールフォト』(松山市土居田町)の西谷奈美さんは、スクールアルバム用の写真撮影を中心に活躍している若手写真家です。何年たってもページをめくるごとに、学校時代の思い出がよみがえってくるのが『スクールアルバム』。スクールフォトならではのお話が聞けそうです。西谷さんの仕事場兼自宅でお話を伺いました。


―『西谷スクールフォト』というのは?

 父がしておりまして、『西谷スクールフォト』と名前がついていますが、スクールフォトだけではないんですよ。メインがそうですから、この名前にしたんでしょう。私は写真学校卒業後、父と一緒にするようになりました。最初は父の助手をしていましたが、4、5年たった頃から独り立ちをして、別々に仕事をしています。

 普段あまり撮っていない静物写真なんかになると、ライティングのことなどもあるのでアドバイスをもらいながら、一緒に撮ることもあります。


―写真に興味を持ったのはいつ頃からですか?

 20歳過ぎくらいですかね。大学受験に失敗して、行くところがなくて写真学校に行きました。父も最初から写真の仕事をしていた訳ではないんですね。大学の時には写真部に入っていたみたいです。別の仕事に就きながらも写真が好きで、私が小学校の時にそちらが本業となりました。父がしていなければ、私は写真の仕事をしていなかったと思います。


―『スクールフォト』とは?

 入学写真、クラス写真、運動会や授業風景の写真とか大学祭やゼミ単位の写真など、その学校の専属みたいな感じで写真を撮ります。卒業アルバムは、学校からも写真をお借りしたりしながら、アルバムの編集にまで加わって一冊に仕上げるまでが仕事になります。


―スクールフォトならではの写し方はありますか?

 スタジオ写真だと、ふわっとしたようなイメージ的な写真でもいいんですが、学校のアルバムに残すものとなると、被写体や風景が、はっきりとくっきりと写っていないといけないんですよね。後からアルバムを見る人からすると、自分が判らないといけないですから。被写体をはっきりと、存在感があるように写すことを心掛けています。

 目立つ子っているんですよ。どこにでも写り込む子がいます。そうなりますと公平性に欠けますよね。釣り合いがとれるように撮っていくことも心掛けていることです。 

 集団で写すのは大丈夫なんですが個人写真となると、子どもは大人よりもガチガチになって緊張するんですね。その緊張をほぐすのがたいへんです。こちらもにっこりと笑いながら話し掛けたりして、結構苦労しています。また、クラス写真は、欠席している子どもさんがいたりして全員が揃ってないこともありますから、何度もセッティングすることがありますね。必ずと言っていいほど、目つぶりもありますし・・。


―失敗なんかありますか?

 自分の作品用に使う白黒フィルムと学校での撮影用に使うカラーフィルムを取り違えてしまって、できあがった写真を見て真っ青になったことがあります。学校へ謝りに行って、もう一度撮らせてもらいました。自分でも気が付かない間にカメラの設定が変わってしまっていて、失敗をしたこともあります。何の分野でも失敗をすると、あとが大変ですよね。


―写真を仕事にしていていいなと思うところは?

 意見を言って下さると気付くじゃないですか。自分では判らなくなっているんですね。人に見てもらうことで、良い悪いが判るところがいいです。


―これからどんな仕事をしていきたいですか?

 旅行が好きなので、旅行をしながら、人の顔、表情、動き、風景を撮って、それが仕事になれば嬉しいと思っています。またポートレートでは、私が写真を撮ることで、その人が自分でも気付かない部分を引き出せたらと思います。

 私自身が、楽しく生きていきたいと思っていますから、私の写真を見ることで、楽しく元気になってもらえるような写真を撮りたいと思っています。

 「人が好き。人を撮るのが好き」と西谷さん。西谷さんの作品には、どこかに人がいます。年に一度は出掛けると言う海外での写真にも、人がたくさん写っています。学校帰りの子どもたちに、気軽に声を掛けて撮らしてもらっている作品もありました。最後に、子どもを写す時のアドバイスをお願いしました。「上から見るんじゃなくて、子どもさんの目線に下がって写します。全然アングルが違いますよ。話し掛けながら写すと、良い表情も出ます」

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