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インタビュー
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四国中央市の山間部に位置する新宮地域に、来春、小中一貫教育校が誕生します。県内初の小中一貫教育校である同校は、同市新宮地域にある新宮小学校、寺内小学校、新宮中学校の3校を統合し新宮中学校内に開設されるもの。現在様々な調整が行われ、準備が進められています。同市では9月下旬、新宮地域を「小中一貫教育特区」とする申請を国に提出しており、年内にも認定される見通しです。 |
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| ▼小中一貫教育を導入した背景、経緯は? | ||
新宮地域は、一時は小中学校合わせて1300人くらいの子どもがいましたが、鉱山が閉山してからは子どもの数が減少し続けて、今は90人くらい。1960年代まで6校あった小学校は統合されて、中心部にある新宮小学校と、徳島県との県境に近い寺内小学校の2校となっています。特に寺内小学校の児童の減少は進みが速く、全校児童12名で1年生がいないという現在の状況です。 |
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| ▼新宮の小中一貫校のカリキュラムの特長と、目指す効果は? | ||
小中一貫教育特区として認められると、カリキュラムの編成に柔軟性を持たせることができます。今回の一貫校では、1年生〜9年生まで全学年で「コミュニケーション科」を実施し、その中で小学1年生から段階的に英語教育を進めます。 |
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| ▼コミュニケーション科について、もう少し詳しく教えて下さい。 | ||
従来より、国語や算数や総合的な学習の時間など、いろいろな教科において表現力を養うという学習のねらいはありますが、表現力に主眼を置いたコミュニケーション科は、国の指導要領にあるものではなく、市独自の新しい教科です。授業内容も今回の開設にあたって独自に考えられています。現在、3つの学校の教員と教員経験者の事務局職員とで構成する作業部会で、どのような内容が相応しいか検討しています。 |
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| ▼6−3制から9年制への移行で、学校生活にどのような変化が表れますか? | ||
小学1年から9カ年という長いスパンで子どもの教育を考えていくことができます。それから、体験学習などでは、幅広い年齢の中での交流が生まれます。異年齢の子に対する見方が変わります。中学生なら小学生と接することで、自分よりも弱い立場にある子への理解や思いやりの心が育つのではないかと思っています。 |
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| ▼教員の配置はどのように変わるのですか? | ||
小学校で、一部教科の教科担任制を検討しています。小学校の早い段階で専門の先生に教わるというのは、中学校への進級がスムーズにいくでしょう。小学校の学級担任制、中学校の教科担任制というのは、大きくは変わりません。 |
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| ▼児童生徒の通学はどのようになりますか? | ||
この件も現在検討しているところです。現在、寺内地区から新宮中学校へ通う生徒のほとんどは四国交通の路線バスを利用しています。小学生もこの路線バスを利用できれば良いのですが、時刻やルートの調整が必要であり、他の路線との絡みもあることから利用が可能か検討しています。いずれにしても子どもたちが不便をきたさないよう、スクールバスも視野に入れ検討しているところです。 |
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| ▼小中一貫教育の導入で、他の小中学校への影響はありますか? | ||
今のところそこまで話が及んでいませんが、体験学習の内容などは取り入れることはできるでしょう。また、将来英語教育を早期に始めるようになった時に、良い参考になると思います。今の四国中央市において小中一貫教育ができるのは、新宮地域の地理的な条件が大きなポイントとなっています。県内でも島しょ部などで統合されいてる学校があると聞いていますが、新しく小中一貫教育を取り入れていく場合に、新宮の一貫校が一つのモデルになるのではないでしょうか。 |
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| ▼一貫校に魅力を感じて、他地域からの通学も見込まれるかと思いますが。 | ||
歓迎したいと思います。ただ、通学の条件についてはまだ検討中です。新宮地域に一家で移り住んで通学するのであれば問題ありませんし、むしろそのような人が増えることを市としても望んでいます。平野部からの通学希望者にはどう対応するかも視野に入れて、考えています。 |
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| ▼使われなくなる小学校はどのような活用を考えていますか? | ||
現在新宮地域には幼稚園が2園あります。小学校の校舎は、幼稚園教育と保育を合わせた認定こども園やまた別の形も考えられますが、就学前の子どもを安心して預けることができるような一つの拠点として利用していきたいと思います。 |
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| ▼地元の方の声は? | ||
最初は地元の小学校がなくなったり統合されることへの不安が大きかったと思います。今年度から現地で何度も説明会を行ってきましたが、その間に地域の方やPTAが考えを一つにしてくれたことがあって、ぐーっと目標に近づいてこられたことは有り難いことだと思っています。 |
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