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この作品はこの度の映画公開にあわせ、文庫版が発売となった作品です。単行本は平成16年発行で約2年前となります。本屋が決める一番面白かった本の大賞にも選ばれた作品で当時から気にはしていたのですが、ようやく機会があって読むことができました。
内容はといえば、乱暴に言ってしまえば「高校生が約80キロの道のりを歩く」。ただそれだけの話なのですが、登場人物それぞれの個性、境遇、考え方といった設定がしっかりしているので台詞に無理がなく、感情移入がしやすい印象がありました。また学生時代におそらくほとんどの人が経験したことがあるであろう『今考えてみるとよくあんなことができたな…』という思い出などが自分にも甦ってくるようなワクワクした気持ちにさせられました。少々気恥ずかしい所もありますが、心地よい読後感は保証します。是非どうぞ。
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