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【一言一行】最新号
   ショートコラム (2004年1月)

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 中学生や高校生など、ある程度大きくなった子どもが、親の食べかけの物でも、何ら躊躇することなく口に入れるようであれば、子どもの心は親の手の内にあると見て良いと思います。身体がどんなに大きくなっていても、子どもと親の心の距離は近いのです。もしも子どもが拒否をするようになったのであれば、心が離れつつあるのかも知れません。

 子どもが小さい時に、親が自分の手の内だけで育てようとすると、しばしば愛情過多となって、子どもの依存心を強くします。そうなるのではなく、親は子どもから手は離しながらも、いつの間にか心はつながっていく状態の中で生まれてくるのが、親と子の間の信頼関係です。

 子どもはやがて親元を離れて、進学や就職をして家を出ていきます。親の目の届かない所に行くにしても、子どもを信頼しているから、送り出すことができるのです。何をするか判らないという不信感や不安感があれば、そうはいきません。親子の間の信頼感や安心感を、どれだけ絶対のものとしていくことができるでしょうか。信頼関係が盤石であれば、それだけ安心感も大きい訳です。

 心の安定や安心につながる話し方と、その反対があります。その技法を身に付ければ、互いの信頼感を高めることができます。「今日も元気に学校へ行こう」「一生懸命に仕事をしてこよう」と、心を元気にさせるのも、気持ちを上げるのも、どのような態度でどのような言葉を出すかに係ってきます。

 口やかましく言って相手の気持ちを落とすのではなく、笑顔で良い言葉を出せば、相手の心は高まります。反対に何気ない言動で、信頼関係が崩れることもあるのです。 (T)

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これ以前の『一言一行』
●2003-12  人間は、困った時には人に相談をしたり、人から助言がほしかったりするように、仲間を求める意識がたいへん強いものです。中学生や高校生は、人間関係の中でも、友達を最も大切にしますが、どうして、父親や母親に求めようとしないのでしょうか。
●2003-11  日々の生活を送りながら、いつも素直な気持ちでいたいものです。小さな事にでも、「良かった」と感じる心を忘れてしまって、ガミガミブツブツと言いながら一日を終えていくのは、砂を噛むような生活ではないでしょうか。
●2003-10  旭硝子財団が、今年の環境危機時計は、9時15分と発表しました。『環境危機時計』は、地球環境の危機レベルを時刻で表したもので、9時15分は極めて不安な時間帯に突入している状態だそうです。環境意識を高めるには、判りやすい表示だと思います。
●2003-09  高校や大学の受験に際して、Aが駄目ならB、Bが駄目ならCというような心で試験を受けるのは止めるように、とよくアドバイスをします〜
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