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【一言一行】最新号
   ショートコラム (2004年2月)

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 ものを生み出すには心が大切です。心をかけることなくして作物が旨く育つことはありません。草取りをしたり水をやったり、肥料を施しながら育てていきます。子どもを育てるのも人材を育成するのも、良いエネルギーと正しい心遣いが影響していきます。

 『言葉は言霊』と言われますが、毎日、何気なく出している言葉に、親はどれほどの責任を感じているでしょうか。たとえば、約束を守るとはどういうことなのでしょうか。親は口に出した以上は、必ずそれを実行していく態度を貫いているでしょうか。

 私は、よく「叱るだけだったり、注意をするだけだと、後が恐いですよ」とアドバイスをします。親がその時だけ言うだけで、いつの間にか妥協をして緩めてしまったり、甘やかしてしまっていれば、子どもは増長します。ですから、「後が恐いですよ」と言うのです。

 中学生や高校生ともなれば、子どもは親の言うことを聞きません。たとえば、約束の時間に帰ってこないことを注意する時に、「今度、時間までに帰らなかったら、出ていってもらいます」と行ったのなら、約束を破った時には、そうしてもらわなければなりません。けれども子どもは、親が脅しで言っているだけで、本気ではないことを知っているので、平気で約束を破ります。子育てをしながら、自分が出した言葉に対して、責任感のない生活をしているから、そういう子どもが増えてくるのです。

 子どもに言って聞かせ切れないのなら、その場の感情で安易に言葉を出してはいけないのです。自分が言葉を出した限りには、必ず実行していく決意がなければ、子どもを導くことはできません。(T)

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これ以前の『一言一行』
●2004-01  中学生や高校生など、ある程度大きくなった子どもが、親の食べかけの物でも、何ら躊躇することなく口に入れるようであれば、子どもの心は親の手の内にあると見て良いと思います〜
●2003-12  人間は、困った時には人に相談をしたり、人から助言がほしかったりするように、仲間を求める意識がたいへん強いものです。中学生や高校生は、人間関係の中でも、友達を最も大切にしますが、どうして、父親や母親に求めようとしないのでしょうか〜
●2003-11  日々の生活を送りながら、いつも素直な気持ちでいたいものです。小さな事にでも、「良かった」と感じる心を忘れてしまって、ガミガミブツブツと言いながら一日を終えていくのは、砂を噛むような生活ではないでしょうか〜
●2003-10  旭硝子財団が、今年の環境危機時計は、9時15分と発表しました。『環境危機時計』は、地球環境の危機レベルを時刻で表したもので、9時15分は極めて不安な時間帯に突入している状態だそうです。環境意識を高めるには、判りやすい表示だと思います〜
●2003-09  高校や大学の受験に際して、Aが駄目ならB、Bが駄目ならCというような心で試験を受けるのは止めるように、とよくアドバイスをします〜
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