HOME >>> 月イチメニュー >>> ショートコラム『一言一行』

【一言一行】最新号
   ショートコラム (2004年7月)

ご意見、ご感想はこちら。

 普通に生活をしていると、とかく『自然の脅威』ということを忘れがちです。瀬戸内地方はまた特に、穏やかな気候に恵まれているので、そのような意識は低いのでしょう。

 先日、出掛けた先で大きな雨に見舞われました。食事を取りたいと思って、サービスエリア(SA)に立ち寄ったものの、車から降りることができませんでした。そこでの食事は諦めて、次のSAを目指すことにしました。

 雨は降ったり止んだりを繰り返しています。低くたれ込めた空が、時々光っています。車は山の中を抜け、平野部を見渡せる山際を走っていました。空から地面に繋がる稲妻が、幾たびか見えました。雷鳴も聞こえてきます。私たちは、どうやら雷雲の近くにいるらしいのです。

 やっとSAにつきました。今度こそ、遅い昼食がやっと取れると思って施設内に入ったものの、いつもと様子が違います。店内は薄暗く、食券を買うことも自販機で飲み物を買うこともできません。停電です。下り線のSAに雷が落ちたとのこと。せっかく立ち寄った他の人たちも、所在なげにしていました。

 自然の脅威と言うには小さなことのようですが、短期間にせよ普通の生活が遮断されると不自由な思いをします。普段『脅威』を実感しないということは、『恵み』に対しても実感が薄いのではなないでしょうか。余りにも当たり前のことのように思えて、感謝に思う気持ちは少ないかも知れません。

 限りない光や熱のエネルギーを与えてくれる太陽にも、実りをもたらせてくれる大地にも、水や空気を与えてくれる天然自然の現象にも、感謝の思いだけは忘れずに持っていたいものです。(T)


▲ページのTOPへ
これ以前の『一言一行』
●2004-06  6月の記念日を見ていたら、13日は『小さな親切運動スタートの日』とありました。1963年にスタートしたそうですから、もう40年も経っています。そう言えばあの頃(私はまだ小学生でした)、東大の学長が卒業式で提唱したということで話題になった〜
●2004-05  ピカソ(1881年〜1973年)の絵画・『パイプを持つ少年』が、史上最高の113億円で落札されたそうです。『パイプを―』は、1905年、ピカソが24歳の時の作品です。まだまだ若い時の作品が〜
●2004-04  ある研修会で、笑顔は運を掴む必須要件の一つであると聞きました。昔から『笑う門には福来たる』と諺に残っているくらいですから、なるほど真理だな、と思います。笑うことの効能が〜
●2004-03  松山に来て初めの頃、理解に苦しんだ言葉がありました。「帰ってこうわい」という言葉です。徳島出身で、大阪・東京と生活をしてきて、その表現を知らないために、帰ってしまった人をいつまでも待っていたこともありました〜
●2004-02  ものを生み出すには心が大切です。心をかけることなくして作物が旨く育つことはありません。草取りをしたり水をやったり、肥料を施しながら育てていきます。子どもを育てるのも人材を育成するのも、良いエネルギーと正しい心遣いが影響していきます〜
●2004-01  中学生や高校生など、ある程度大きくなった子どもが、親の食べかけの物でも、何ら躊躇することなく口に入れるようであれば、子どもの心は親の手の内にあると見て良いと思います〜
▲ページのTOPへ
管理者:rinkun1@basil.ocn.ne.jp (C)Copyright 2003  教育情報新聞社