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【一言一行】最新号
   ショートコラム (2004年8月)

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 クイズ番組で、不二家の『ペコちゃん』の名前の由来が問題に出ました。四者択一で、『舌』『ほっぺた』『お腹』『子牛』から選ぶものでした。私の年代だと、不二家と言えばミルキィー、ミルキィーと言えばミルク、ミルクと言えば牛…というように次々と連想されます。牛のことを地方によっては『べこ』と呼びますから、『ペコちゃん』は『子牛』に由来するのだろうと考えました。経験と知識から、このような判断をしていく訳です。正解は『子牛』でした。

 言葉を覚えるのは経験と知識からで、先日発表された文化庁の日本語に関する世論調査の結果を見て、少々冷や汗をかく思いになりました。今年は、『檄(げき)を飛ばす』『姑息(こそく)』『憮然(ぶぜん)』について、約70%の人が本来の意味とは異なる意味で理解していると発表されていました。このようなことが話題になるから、本来の意味を確認したり覚えられて良かったと思っています。

 十代の頃、『情けは人のためならず』の意味について、父から教えてもらいました。人に情けをかけると巡り巡って自分のためになるという意味を聞いて、驚いたのを覚えています。当時は、情けをかけるとその人のためにならない、という意味で理解していたからです。ここで、それまでの知識は訂正され、正しい知識が頭の中に入力されました。

 文を書く機会が多いものですから、正しい言葉の意味や使い方を知っておく必要があります。知らなかったものは足せば良いし、間違っていたものは覚え直せば良いと思っています。それは考え方も同じで、正しいもの、より良いものを知ったなら、取り入れる努力を常にしていきたいと思っています。


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これ以前の『一言一行』
●2004-07  普通に生活をしていると、とかく『自然の脅威』ということを忘れがちです。瀬戸内地方はまた特に、穏やかな気候に恵まれているので、そのような意識は低いのでしょう〜
●2004-06  6月の記念日を見ていたら、13日は『小さな親切運動スタートの日』とありました。1963年にスタートしたそうですから、もう40年も経っています。そう言えばあの頃(私はまだ小学生でした)、東大の学長が卒業式で提唱したということで話題になった〜
●2004-05  ピカソ(1881年〜1973年)の絵画・『パイプを持つ少年』が、史上最高の113億円で落札されたそうです。『パイプを―』は、1905年、ピカソが24歳の時の作品です。まだまだ若い時の作品が〜
●2004-04  ある研修会で、笑顔は運を掴む必須要件の一つであると聞きました。昔から『笑う門には福来たる』と諺に残っているくらいですから、なるほど真理だな、と思います。笑うことの効能が〜
●2004-03  松山に来て初めの頃、理解に苦しんだ言葉がありました。「帰ってこうわい」という言葉です。徳島出身で、大阪・東京と生活をしてきて、その表現を知らないために、帰ってしまった人をいつまでも待っていたこともありました〜
●2004-02  ものを生み出すには心が大切です。心をかけることなくして作物が旨く育つことはありません。草取りをしたり水をやったり、肥料を施しながら育てていきます。子どもを育てるのも人材を育成するのも、良いエネルギーと正しい心遣いが影響していきます〜
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