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【一言一行】最新号
   ショートコラム (2004年12月)

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 ちょっと気になるCMがあります。栄養ドリンクのCMなのですが、忌野清志郎さんが、「幸せになりたいけど、頑張りたくな〜い、幸せになりたいけど…楽に行こうぜ、××××」と歌っています。

 「幸せになりたいのなら、頑張らなきゃ。楽をしていたのでは、幸せにはなれないんじゃないの」と思って、製薬会社のHPをのぞいてみました。読んでみて、「なるほど、そういう意味が込められているのか」と思った次第です。

 「もっと、頑張れ」と言うのは簡単だけれど、精一杯頑張っている本人にとっては「頑張れ」という言葉はきついから、敢えて言わないのだそうです。幸せになるために頑張らなければいけない人への、心優しいメッセージなのだとか。楽をして得をしようとする昨今の風潮を揶揄(やゆ)したものかと思っていたので、意外でした。

 人は漠然と人生を歩むのではなく、誰しも幸せを求めています。けれども人は、悲しみや苦しみに悩むことが多いものです。悲しみや苦しみがあるから、それから解放された時には大きな幸せ感を味わうのです。幸せになるには、やはり頑張るしかありません。

 投機的なことに精を出さずに、コツコツと地道に仕事をしてきた企業は、どのような時代にあっても強いものです。また人間で言えば、金銭物質に踊らされる人間よりも、そうでない人間の方が強いのです。人間関係を見ても、心を費やして人を支えることのできる人は、必ずや人からも支えてもらうことができますが、物やお金で人を動かしてきた人ほど、それが途切れた時には、人間関係も切れてしまいます。

 心にも貧富の差があります。豊かな心で「楽に行こうぜ…」と歌いたいものです。(T)


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これ以前の『一言一行』
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●2004-10  今年は台風の襲来の数が多く、その度にどこかかしこが被害に遭いました。人命が失われたのは何にも増して一番大きな被害となりましたが〜
●2004-09  人は、知らず知らずの内に自分が出す言葉で、周りの環境をつくっています。先日、朝からとても微笑ましい会話を耳にしました。ゴミステーションまで、歩いてゴミを置きに行っていた時のことです〜
●2004-08  クイズ番組で、不二家の『ペコちゃん』の名前の由来が問題に出ました。四者択一で、『舌』『ほっぺた』『お腹』『子牛』から選ぶものでした。私の年代だと、不二家と言えばミルキィー、ミルキィーと言えばミルク、〜
●2004-07  普通に生活をしていると、とかく『自然の脅威』ということを忘れがちです。瀬戸内地方はまた特に、穏やかな気候に恵まれているので、そのような意識は低いのでしょう〜
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