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【一言一行】最新号
   ショートコラム (2006年2月)

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 思い立って火鉢を出してみました。知人より譲り受けたものの、使わないままに20年近くが過ぎていました。さて出してはみましたが、中に入れる灰がありません。ホームセンターにも置いていないので、インターネットで探してみました。これと思うものは売り切れであったり、有るものは高価でもったいない気がして、なかなか灰を手に入れることができませんでした。

 どこかにないものかと探していると、ありがたいことに気に掛けてくれる人がいるもので、薪でお風呂を焚いている人や薪ストーブを使っている人が灰を提供してくれることになりました。そうやって我が家の火鉢にもやっと灰が入りました。

 いろいろ必要な周辺のものも揃えて初めて火鉢を使ってみました。炭のにおいや鉄瓶から上がる湯気のぬくもりなど、ファンヒーターやエアコンにはない味わいがあります。ところが夜になってみると、意外なところに火鉢の効用があることに気付きました。

 幼かった子どもの頃、当時は十分な暖房がありませんでした。夕食後、父は座敷の火鉢に火を入れて湯を沸かし、自己流で煎茶を楽しんでいました。そして子どもを呼んで、お茶を振る舞ってくれるのが日課でした。座敷のピンとした冷たい空気と、お茶の香りが脳裏に浮かびます。炭のいこる音や鉄瓶の音が、遠い日の冬の夜の情景と共に、父を思い出させてくれました。

 家の中の暖かさは現代とはほど遠かったと思いますが、寒かった記憶はありません。テレビやゲームもない寒い冬の夜も、家族団らんがあればそれで十分だったのでしょう。温かな部屋で、物に恵まれて過ごす今の子どもたちは、どのような事を幼い頃の記憶として残すのでしょうか。(R)


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これ以前の『一言一行』
●2006-01  東京ディズニーランドみやげに、ドナルドダックのぬいぐるみをもらいました。私にとっては、子どもの頃を思い出させる懐かしいキャラクターです〜
●2005-12

 おすすめの一冊にもあるように、『生協の白石さん』が大きな話題となっています。私もインターネットで見たり本を読んだりしましたが、機知に富んだ学生とのやりとりに、ほんわかとした気持ちになりました〜

●2005-11  8、9歳の頃の夏休みのことです。朝目覚めると、私の布団の中で仔猫が寝ていたことがありました。布製の首輪を付けて可愛いく丸まって、すやすやと眠っています。私は、仔猫のあまりもの愛らしさに、すっかり夢中になりました〜
●2005-10

 私は小学生の頃、給食で苦労しました。昭和30年代前半のことですから、給食のメニューの中には、当時はまだ一般家庭では食べ慣れないものがけっこうあったのです〜

●2005-09  我が家の近辺で、注目の猫がいます。我が家でも、『絶対に走らない猫』として時折話題になります。首輪を付けた大きな黒いオス猫で、2年ほど前から顔を見かけるようになりました〜
●2005-08

 お隣の国の韓国の事件です。用事をしていると、2人組の女子高生がショッピングセンターから何十万円相当分の商品を盗んだ、というニュースが聞こえてきました〜

●2005-05  先日の夕方、出かけた先で、赤ちゃんに泣かれてしまいました。そこでは、赤ちゃんのお母さんが仕事に出かけている間、赤ちゃんを預かっているのです。泣き方からみて、どうやらただの人見知りではなさそうに思いました〜
●2005-04  近年は温かな冬が続いていましたが、久しぶりに寒さを実感した昨冬でした。4月に入ったというのに、四国の山々にもまだ雪が残っています。毎日、朝夕の行き帰りに、雑木林の続く山道を通ります。つい先日のことです〜
●2005-03  大学入試の合格発表が次々と行われ、喜びに沸く人もいれば、落胆する人もいて、文字通り悲喜こもごもの季節です。入学が決まったら、自宅通学生でない限り、住まいを探さなければなりません〜
●2005-02  会社勤めをしていた頃、風邪引きの後、喉の調子が何だかすっきりせず、たびたび小さな咳払いをしている私に、父が「いつになったら直すのだ」と注意をしてくれたことがありました〜
●2005-01  日本記念日協会のHPによると、1月14日は、『愛と希望と勇気の日』だそうです。1959年(昭和34年)のこの日に、前年に南極に残されたカラフト犬のタローとジローが、生きているのが発見されました〜
●2004-12  ちょっと気になるCMがあります。栄養ドリンクのCMなのですが、忌野清志郎さんが、「幸せになりたいけど、頑張りたくな〜い、幸せになりたいけど…楽に行こうぜ、××××」と歌っています〜
●2004-11  財団法人 日本漢字能力検定協会が『変漢ミスコンテスト』を行っています。文書やメールの作成中に、間違って漢字が変換されてしまったおもしろ度合を競うものです。今までの応募例を見ても、思わず笑い出してしまうものばかりです〜
●2004-10  今年は台風の襲来の数が多く、その度にどこかかしこが被害に遭いました。人命が失われたのは何にも増して一番大きな被害となりましたが〜
●2004-09  人は、知らず知らずの内に自分が出す言葉で、周りの環境をつくっています。先日、朝からとても微笑ましい会話を耳にしました。ゴミステーションまで、歩いてゴミを置きに行っていた時のことです〜
●2004-08  クイズ番組で、不二家の『ペコちゃん』の名前の由来が問題に出ました。四者択一で、『舌』『ほっぺた』『お腹』『子牛』から選ぶものでした。私の年代だと、不二家と言えばミルキィー、ミルキィーと言えばミルク、〜
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