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   ショートコラム (2008年1月)
震災から13年

 今年も、1月17日がやってきます。未曾有の被害をもたらせた阪神淡路大震災から早くも13年がたちました。今もなお、被災者の人たちが入居する災害復興公営住宅で、誰にも看取られることなく亡くなる人がいます。その数は昨年1年間で60人、2000年に統計を始めてより、すでに522人にものぼるそうです。中でも65歳以上が9割近くを占め、しかも10日以上もたってから判るケースが5件もあったといいます。孤独死の数は減りつつあるとは言うものの、災害の爪痕は深いものだと感じます。
 最近では高齢の独居の人が多いために、被災地ばかりでなくどこにおいても、亡くなった後に発見される例はそう珍しい事ではなくなりました。近隣との関係が希薄になっている現代では、声を掛け合うことも少ないために、異変が起きたとしてもなかなか見付けにくいのだと思います。
 2000年に「ごはんを食べよう国民運動推進協議会」が制定した『おむすびの日』は、阪神淡路大震災が起きた日である1月17日をその記念日としています。震災の時には、ボランティアによるおむすびの炊き出しが方々で行われ、被災者の人たちは人の善意に励まされたと言われています。ご飯を握ったおむすびだけでなく、人と人とを結ぶ記念日にしたいとの趣旨で、この日になったそうです。
 またこの日は、『防災とボランティアの日』でもあります。震災があった1995年はボランティア元年と言われているように、この震災をきっかけにボランティアの精神が一気に広がり、それ以降災害があるたびに各地でボランティアが活躍しています。近隣のお年寄りに声をかけるなど、小さなボランティアから実践していきたいものです。 (うさ)


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