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   ショートコラム (2008年2月)
道の選び方

  2月上旬、広島のスキー場で、ベテランのスノーボーダーら7人が一時行方不明になるという事故がありました。音信不通になってから3日目の朝、ニュースを聞いていると状況はあまり思わしくないようでした。極寒の山の中のことですから、果たして無事に生還できるのだろうかと心配をしました。
 ちょうど同じ頃、長野のスキー場では、スキー教室に参加した女子大学生が2人、雪崩に巻き込まれて亡くなったというニュースもありました。まだ20歳という若さで命を落としてしまったのは不憫でなりませんし、親御さんの心中はいかばかりかと察します。このように年明け早々、何かと暗い話題の多い中で、広島での遭難事故が悲惨な結果にならなかったことは、せめてもの救いであると感じます。
 助かったスノーボーダーらは記者会見で、「山を甘くみていた」「自信過剰だった」「冬山の怖さを知った」と反省をしていました。この件を見るまでもなく、選ぶ道を間違えば、困難に直面するものだとつくづく思います。
 人間は、朝起きてから夜眠るまで、何をするにもその時々に選択をしています。何気なく生活しているようでいて、すべての行動の発端は選択なのです。するかしないか、行くか戻るか、右へ行くか左へ行くか等々。判断を誤って選択しても命に別状のないものもあれば、深く関わってくるものもあります。
 選択をする時には、目的達成のために何が必要なのかをはじき出して、積算していかなければなりません。良いか悪いかプラスかマイナスかを1つひとつ判断しながら選択を進めていくことで、より良き答えが現れてきます。前向きな選択とは、このようなことであると思います。 (R)


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