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先日、あるテレビの番組を見ている時に、何年か前に取材をさせてもらった方が出演されていました。以前にお会いした時とは、ずいぶん異なる感じがして、別の方だろうかと思ったほどですが、やはりその方でした。
どうしてそのように違って見えたかと考えますと、まず第一は、当時とは年齢が異なること。前にお会いしてからすでに8年近くが経っています。毎日のように顔を合わせていれば、日々の変化に気が付きませんが、8年ぶりにお見受けすると、ずいぶんと変わったように感じたのでした。また、身に付けているものが当時とは全く違うので、こんなにも違った印象を受けたのだと思います。8年前にお会いした時には、Tシャツに作務衣のズボンというラフな出で立ちでした。今回のテレビ番組では、その職業ならではの服装で出られていたのです。
番組を見て、あの時のことを思い出しました。取材といっても、その方にお話を聞かせてもらうつもりで出掛けたのではありませんでした。ある所を見学して、訪問記を書こうと思って出掛けたのです。あちらこちらと巡っている内に、その方がいらっしゃることに気が付きました。せっかくだからお話を聞かせてもらってはどうだろうと思い付いて、お願いをしてみることにしました。約束をしていた訳でもないのに、ひょっこりと訪れた者の突然の依頼に、気持ちよく応対して下さいました。
当時の原稿を読み返してみると、今とはずいぶん感じが違います。『である調』の文体は、説得力はあってもいかにも面白みがない訪問記です。同じ訪問記であっても、今では『ですます調』になっています。8年の間に、変化をしている自分に気が付きました。
(うさ)
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