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同じ年の小さな女の子の孫が2人います。今は、その2人が物の取り合いをしばしば繰り返しています。一方の子どもは、取り合いになった時に、物を持ったら離さないのです。他所を向きながらでも、片手でも離さずに、知らん顔をしています。もう一方の子どもは、周りを見ながら「これを見て。私がこんな風にされているんだから、誰か助けてよ」と言うかのように、大人の所に行って泣いて訴えています。
物を離さない子どもは、物の取り合いに勝ったというよりも、その物がどうしても欲しくて取り合いをしているのではないようで、もう1人が泣き出すと、持っていた物をポーンと放り投げて、違うことをして遊び始めます。その姿を見ていますと、性格の違いがよく判ります。幼い子ども同士というものは、性格の違いのぶつかり合いでいろいろなことが起き、いろいろなことを経験してくのだと感じます。
もう少し大きくなって、幼稚園とか保育園に行くようになりますと、物の取り合いをしてもジャンケンをさせると、ジャンケンに負けた子どもは渋々であっても納得して順番を待ったり、諦めたりするようになります。子どもたちにとっては、ジャンケンは唯一、損得勘定をぐっと割り切れることができるものであるようです。これが小学校高学年になりますと、自分が不利な状況であると判れば、ジャンケンをしようと提案して、一気に逆転を図ろうと打って出るようなことも覚えていきます。
このように子どもは、大きくなるに従って順番にものを覚え、心を作っていきます。その時期その時期に応じて、純粋に心を育てるのが、青少年健全育成のものの考え方ではないかと思っています。 (T)
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