|
小さな子どもにも、自分の意思をはっきりと出す子どもとそうでない子どもがいます。一人の孫はよく「あれを見て」「これを見て」と表現をします。そして、そちらに目を向けるまでずっと指を差しています。もう一人の孫も指を差すのですが、「どうしたの」と尋ねて初めて伝えようとします。このように、子どもは違う個性を持って成長していきます。
子どもは、何をしても同じ事を繰り返します。そのような時には集中している訳ですから、飽きるまでさせていると、集中力に長けてきます。ところが大人はしばしば、辛抱強く見守ることができません。親の都合で、子どもがしようとすることを止めてしまうのです。子どものしていることを見守ることは大切なことなのです。
今楽しみにしているのですが、小さな孫と心理合戦をやっています。その子は、自分の行きたい方へどんどんと行くのです。私は付いては行かずに、隠れて様子を見ています。孫は、私がいずれ根負けして自分の方に来るだろうと思っていますし、私も、孫がこちらに帰ってくるまで待とうと思っているという具合に、二人が辛抱のし合いをしています。
時には十分を超えるほど、お互いに待つこともあります。孫がその場に座り込んでしまうと、私も座って待たなくてはいけません。孫が近寄って来たのが見えて、勝ったと思って孫の方を見ると、目が合った途端にまた走って行ってしまうこともあって、失敗もする訳なのです。
心理合戦を楽しみながら、子どもの考えていることは何か、子どもの次の動きはどうかと考えています。そのようなことが判るようになると、子育ても人育てもできるのではないかと思います。
(T)
|