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   ショートコラム (2010年6月)
営業マンの対応

 先日、あるメーカーの営業マンに、かなり厳しく苦言を呈することになりました。連休とはいえ、こちらの要望になかなか応えてもらえず、当方のしようとしていることに、間に合わない状態になってきたからなのです。

 顧客のために、労を惜しまずに行う、ということができていないのです。私は、その事に対して努力をしてもらっていないと判断しました。カレンダー通りの動きをしていて、人の心を掴むことができるでしょうか。客のためにちょっと無理をするから、顧客となって付いてきてくれることを覚えてもらうために、私は、苦言を呈することが必要だと考えたのです。

 私は、「これくらいの事ができないのなら、これからの付き合いはできないよ。対処ができないのなら、上司に相談するように」と厳しい口調で言いました。その営業マンに対しては、これまでに当方も貢献しているはずなのです。そのことを相互に解っていなければなりません。客が無茶苦茶を言っていると取るか、そう言うのももっともだと取るのか。

 夜遅くなって、報告がありました。上司に相談をしながら、1日でも早く物事に対処できるように動いたようです。そうなりますと、努力した姿が見えてきます。「無理を言って迷惑かけたね。厳しく言ったけれど、その努力、本当に感謝しているよ。ありがとう」と言いますと、こちらに気持ちが伝わってくるぐらい、電話の向こうから嬉しそうな声が聞こえてきました。

 人と接する時に、良くない事に対しては、はっきりと「良くないですよ」と注意をしてあげることが大切であり、本当の親切につながります。必要なことは、厳しくても言わなくてはなりません。(T)


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